冬になると、家の中でも特に冷たさを感じやすいフローリング。
子供が小さく賃貸に住んでいた時は、フローリングにカーペットを敷いて過ごしていましたが、家を建てるのを機に床暖房を入れることを検討しました。
カーペットは新しいうちは良いのですが、使い込んでいくとゴミや汚れが目立ち、汚くなっていくのがデメリット。
カーペットなしでもフローリングに座って子供たちが遊べるとなると、やはり床暖房が最適と思い、床暖房を採用することにしました。
実際に使ってみた感想を嘘 なくリアルにお伝えさせて頂きます。
Threes S TECHNO 電気床暖房システム 床暖だん SCT-700のリアルなレビュー
寒い冬は、エアコンの暖かい空気は上へ上へと行きやすく、冷たいフローリングはなかなか温まりません。
フローリングの冷たさは、夏は心地よいのですが、特に寒い冬の朝は素足ではとても歩けませんよね。
大人は靴下やスリッパなどで直接冷えを感じなくても、子供は靴下を嫌がり素足で過ごし、しかも座り込んで遊び始めます。
床暖房を使い始めて、真冬の寒い時期でも、エアコンとうまく使い分けることによって、特に多くの時間を過ごすリビングが快適になりました。
床暖房を使った他の利用者の口コミ
実際に床暖房を使っている人の口コミをさがしてみました。
- エアコンとは違い足元からあたたまるので寒くない
- 空気が汚れないから健康的
- 空気が乾燥しないから喉にやさしい
- 風がないのでホコリが舞い上がらない
- 音が静か
よい口コミの中では健康で快適という意見がありました。
また、アレルギーを持っていると乾燥やホコリが舞い上がらないようにしないといけないんですよね。
そのため空気清浄機とエアコンと加湿器と・・・
いろんな家電を併用することで保っていると部屋の場所は狭くなるし電気代もかかる。
それが床暖房にすればひとつにまとめられるというのは一番のメリットです。
- あたたまるまで時間がかかる
- 導入コストや初期費用が高い
- 電気代が高い
- 冬はあたたかいけれど夏はエアコンが必要。
- 故障すると修理費用が高額
初期費用と修理費用はエアコンなどと比べかかります。
また簡単に取り外してかえるというわけにはいかないので、ここはデメリットになります。
掃除や定期メンテナンスも必要なため、どれだけ使うかなども考えて本当に必要か見極めるのが大事になります。
買って分かった床暖だんのメリット
床暖のメリットについて書いていきます。
部屋が下から温まるから部屋でゴロゴロできる
普通、エアコンの暖房で部屋が温まったとしても、フローリングは冷たいままです。
床暖房のおかげで足元から温まるので、冷えを感じずとても快適です。
我が家は18畳のLDKに12畳分の床暖房が設置してあります。
家を設計する段階で、家具の配置を考慮しながら床暖房の位置を決めたので、温まる場所にムダがなく、ダイニングテーブルの下や人が行き来するところが温まります。
温度設定は7段階
7段階の温度設定により、好みの温度で温かさを調整できます。
我が家は節電も兼ねて7段階中の2番目の温かさの低めの設定で過ごしていますが、熱々ではなくほんのり温かい、といった温まり具合です。
それでも冷えているフローリングとの差は歴然です。
買って分かった床暖だんのデメリット
温まるのには時間がかかる
運転を始めてから、快適な温かさになるのには、少々時間がかかるため、即効性はありません。
寒い朝などは予約をしておくことをオススメします。
徐々に温まっていくので、しっかり温かさを感じるまでに30分ほどは時間がかかっていると思います。
電気代が高い
このところの電気代高騰が家庭を直撃していますが、我が家も非常に高く困っています。
エアコンとの併用が電気代が跳ね上がっている原因のようです。
床暖房のみの電気代は把握できませんが、毎日使用するエアコン・食洗機・洗濯機に加えて床暖房の使用で、この冬3万円の電気代の請求が来ました。
それからはエアコンと床暖房の併用はやめて、どちらかのみの使用にし、極力電気代を抑えるようにしています。
床暖はリフォームできる!購入方法
床暖房って新築と同時にするものとおもっていませんか?
実はリフォームで後付でできるんですよ。
床暖がおすすめな人
小さな子供がいる家庭
小さなこどもがいる家庭では、フローリングに座る機会が多いと思いますので、とてもオススメです。
一部屋に集まって家族が床で過ごすといった生活なら存分に良さを感じることができます。
低めの温度設定だとやさしい温かさなので、フローリングの冷たいのが苦手…という方は心地よく過ごしていただけると思います。
エアコンやストーブのように、見た目でリビングの空間を邪魔するようなものが一切なく、温まる部分は床に隠れているで、スマートな生活が送れますよ。
アレルギーなどがある
床暖房のメリットはエアコンのように風がでないことです。
エアコンの風でホコリが舞い、ハウスダストアレルギーやダニアレルギーだとホコリを吸ってしまって症状が悪化することがあります。
またストーブやヒーターは乾燥しやすいので加湿器も併用する必要があるんですよね。
床暖房は直接風が発生しないこと、乾燥しにくいことで健康に過ごすことができます。
予算があり初期投資が支払える人
床暖房は住宅機器の中でも高額なものです。
導入に50万円~100万円かかります。
他の暖房器具と違って簡単に交換もできないので、初期費用を払ったけれどあまり使わなかったなどと後悔してしまうこともありますね。
足元を温めたい人
冷え性で足元を温めたいという人には最適です。
エアコンだけではどうしても足元は温まらないです。
小型のヒーターを足元で使うと乾燥しますし、その場でしかつかえませんからね。
床暖を買わない方が良い人
家にいる時間が短い人
家にいる時間が短い家庭だと、フローリングにそもそも座る余裕がありません。
あたたまるのに時間がかかるため、即効性求めるのなら必要ありません。
家族で一部屋に集まることがない
また、子供が大きくて家族が一部屋に集まることがない家庭だと一部屋温めたところで効果はありません。
予算に余裕のない人
床暖房は家を建てるときにつけることが多いため、住宅予算がカツカツなのにメーカーに勧められて無理してつけた。なんてことだと実際はあまり使わなくて後悔するというパターンになります。
ライフスタイルが変わる予定がある
便利だとおもって導入した床暖房でも使う頻度がおもったほどなかった。
エアコンのがよかったと思うこともあります。
子供がまだ小さいからとおもって導入してみたら、実際には保育園~小学校と家にいないことがほとんどだった。
家をかったすぐに旦那が単身赴任に・・・
なんてこともありますよね。
床暖の施工方法
床暖房を設置するにはリフォームで設置が可能です。
直張り
既存の床の上に「直貼り」する
施工費は安く抑えられますが、暖房ユニットの上にさらにフローリングなどの仕上げ材を重ねることになります。
そのため、最終的には設置前よりも、床の高さが1.2~1.8cm前後高くなってしまいます。
部分的に床暖房を取り付ける場合は、つまずき事故防止のため、段差をなくす工事が追加で必要になるケースが多いです。
工期
1~2日
床全面張り替え
床下に取り付ける場合には、一度既存の床材を剥がして「全面張り替え」が必要
家全体のバリアフリーリフォームを検討している場合は、床を剥がして下地から交換するほうが無難かもしれません。
和室を洋室へリフォームしたい場合や、フローリング・畳を張り替えたいときにも、一度床を全て剥がした状態で床暖房を設置してしまうほうが効率的です。
なお床の解体や補修の工事費用が別途かかってしまうので、総額がいくら位になるか、必ずリフォーム会社に確認しておきましょう。
3~4日
まとめ
我が家では、温まったフローリングに子供のインナーを広げて着替えを温めたり、もう一息の乾き具合の洗濯物を乾かしたりと、プラスの活用方法を見つけてムダなく使用しています。
冬でも床に寝そべってゴロゴロしても寒くない!
家族みんなが嬉しい温かさです。
電気代に気をつけながら、必要なタイミングや稼働時間をうまく調整して、冬の寒さを乗り切りたいです。
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