阿部商店のいかめしは、その独特の味わいや手作り感が人気で、全国的に愛されています。
彼女の素顔には、あまり知られていない家族の物語があります。
なんと今井さんの父親は、阿部商店の創業者である阿部一男さんの孫であり、今井さんが社長に就任するまでは社長を務めていました。
その父親とは一体どのような方なのか、そして今井さんがなぜ社長に就任することになったのか。
今回は
についてしらべてみました。
今井さんがなぜ社長に就任することになったのか。
この記事では、今井さんの家族に秘められた物語に迫ります。
また、今井さんが社長として取り組むことや、阿部商店の未来についても探っていきます。
阿部商店ファンはもちろん、今井さんのファンにもぜひ読んでいただきたい内容です。
ぜひ最後までお付き合いください。
今井麻椰さんの父親は？
今井麻椰さんの父親の名前は今井俊治さん。
いかめし阿部商店の2代目の社長です。
今井俊治さん(2代目社長)は実演販売の達人
今井さんは先代から社長の座を引き継いだ後、全国の百貨店を回り、いかめしの実演販売を行うことで知名度を上げました。
職人たちは手作りで、イカの大きさや厚みを手で見極め、数粒レベルで米の量を調整し、つまようじで止めるまでの作業を約4秒で行います。
この技術と味わいが評判となり、売上は5年で3倍に伸びました。
催事での実演販売を主軸にし、1年に160～170店舗、320～350回の催事に出店していました。
特に東京の京王百貨店で毎年開催される「元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」では、いかめしが1位を独占したこともありました。
今井俊治さんはベストセラー小説に登場？
有吉佐和子さんのベストセラー小説『複合汚染』にまつわる逸話。ここに今井社長が実名で登場しているという情報を得ました。
「いかめし」を製造しているのは北海道茅部郡森町に本社を置く阿部商店。社長の今井俊治さんは現職の大臣と同級生であるなど、豊富な人脈と武勇伝を持つ凄い人。
中でもことさら凄いのが有吉佐和子さんのベストセラー小説『複合汚染』にまつわる逸話。ここに今井社長が実名で登場しているのだ。
この小説は、昭和49年の参院選に出馬したとある候補者を著者の有吉さんが選挙支援するシーンから始まる。そのくだりで有吉さんから「俊ちゃん」と親しげに呼ばれている大学生の青年こそ若き日の今井社長その人なのである。何だかすごい。引用：デイリーポータル
親しげに「しゅんちゃん」という呼ばれています。
＼ 今井俊治さんが実名で出ている小説 ／
選挙の話から始まる
環境汚染の問題をルポルタージュ風に書いた小説
いかめし阿部商店の社長今井麻椰さんの経歴
3代目社長であるいかめし阿部商店の今井麻椰さんは異色の経歴を持っています。
女子大学生キャスターとしてBSフジでアナウンサーの経験があります。
またカナダ留学の経験やキャスターとしての経験を活かしています。
改めて✨#Bリーグ 7シーズン目が開幕🥳🏀
私も7年目です。7年目って…🥺🎤Bリーグにずっと携われていることに心から感謝します。
初心を忘れずに、バスケ界の力になれるよう、7年目も頑張ります‼️今シーズンもたくさんのドラマが生まれて、最高に盛り上がりますように🥳
よろしくお願い致します❤️ pic.twitter.com/jqy2YnHNOq
— 今井 麻椰 (@maya_imai_124) October 10, 2022
もうひとつの顔であるレポーターとしてのつながりからBリーグ試合会場でのいかめし販売、いかめしのおかき・ポテトチップス展開など、これまでにとどまらないルートを開拓し続けています。
一度は廃業を考えたといわれる先代社長。
それを今井麻椰さんが継いだという形です。
駅弁業界そのものも業者の数が減り続け、同じ北海道では、百貨店での出店も多かった名寄駅弁・角館商会が2009（平成21）年に廃業するなど、家族経営の代替わりの難しさも各地で浮き彫りとなっていました。
今井社長は小学生の頃からいかめしのホーム立売りに携わり、就任前にもアメリカでの実演販売で、いかめしへの馴染みがないLA、ニュージャージー、サンノゼなどを回ったという貴重な体験をしています。また就任前にはTVキャスターなどの経験もあり、今もプロバスケットボールBリーグの配信「バスケットLIVE」のリポーターを社長業と兼任するなど、「魅力を伝える」ことにとても長けている方です。
またバスケライブリポーターとして
いかめし阿部商店は駅弁からいかめし屋へ
駅弁屋からいかめし屋へと変わった阿部商店の沿革について紹介します。
- 明治36年、北海道鉄道の森駅開業に合わせ、「阿部弁当店」として創業。
- 同社は旅館も兼業し、昭和16年に「いかめし」を考案。
- いかめしは、戦時中の食糧統制で米が不足していたため、豊漁だったスルメイカを使い、内臓を取り除いた胴体にもち米とうるち米をブレンドして詰め、甘辛く煮付けたアイデアメニュー。
- 味が評判となり、売上も急増したことから、旅館を畳み、駅弁の製造販売に事業を集約。
- 森駅構内と駅前店舗での販売のほか、夏場にはプラットホームでの立ち売りも行われた。
- 30年代に入って、ある百貨店から出展オファーが届き、いかめしに長蛇の列ができ、人気ランキングで2位になったことをきっかけに、他の催事への出展が増えた。
- 徐々にほかの弁当をつくる余裕がなくなり、商品をいかめしに特化することを決断。
- 他社ではつくられていないこともあり、「いかめしといえば阿部商店」と全国的に認知されていった。
今では全国に認知されるほどになった「いかめし阿部商店」ですが、弁当屋からいかめしやへと時代に合わせて商品や販売スタイルの変更をしています。
その路線変更がヒットへの道になりましたね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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